レポート
開始早々、OP映像が流れないトラブルに見舞われながらも、吉田アナのフォローもあり会場は和やかな雰囲気に。
ノイタミナショップの歴史を、写真と共に振り返り、お客さんのショップへの理解度がさらに深まったところで、各作品パートへ。
第一弾ゲストとして、「つり球」から真田ユキ役の逢坂良太さんが登場!
6年経ったいまだからこそ聞ける、「つり球」放送当時の想い出や、裏話などに会場の期待が高まる中、話題は何故か逢坂さんの身長の話に…。
公式プロフィールでは身長176cmの逢坂さんの横に、174cmの吉田アナが並ぶと、明らかに2cmとは思えない差が!?
思わず身長を聞き直す吉田アナに、「176cmです」とキッパリ答える逢坂さんに会場から笑いが起こる。
「つり球」に話が移ると、オーディション結果を自宅で受けた際の想い出や、ケイト(ユキの祖母)役の平野文さんとの関係など、貴重なエピソードが語られた。
当時の写真を見て振り返るコーナーでは、6年前の自分に「若いし、痩せてる」と思わず一言。
当時の写真に続き、スクリーンには復刻キャンペーンで販売されていた、「しらすカレー」と、それを食べる逢坂さんの写真が映し出される。
メニューの感想を聞かれた逢坂さんは、「全部食べました。感覚が残っているのか食べたことある味」だったと、当時を懐かしむ様子だった。吉田アナから、このメニューが4月から「ノイタミナショップ&カフェシアター」で1年間発売されることが発表されると、会場のファンから拍手が起こった。
トークも終盤に差し掛かり、質問コーナーで「自分が変われた瞬間」を聞かれると、「いまだから言うけど…」と前置きしつつ、「つり球」3話収録現場での秘蔵エピソードを明かし、「つり球が無ければ今の自分は100%ない」と熱く語った。
「つり球」パートが終わり、続いて第二弾ゲストとして、劇場版「あの日見た花の名前を僕達はまだ知らない。」より、本間芽衣子役の茅野愛衣さんが登場!
冒頭のあいさつで「ここは、ホーム感がある」と語る茅野さんに会場はほっこり。
早速、写真を見ながら劇場公開当時の様子を振り返ると、特に道後温泉は「アニプレックスさんご馳走様です。」というくらい、本当に素敵な温泉だったと当時を懐かしんだ。
イベントMCが吉田アナという事で、話題が「ノイタミナラジオ」に及ぶと、収録当日に吉田アナが来ることが出来ず、急遽「無職の西部さん」と「ニートのまあざんちゃん」の二人と共に収録することになったというエピソードを披露。意外に楽しかったと語る茅野さんに、吉田アナは恐縮しきりの様子だった。
続いて、茅野さんが「あの花」関連イベントやラジオのオファーを断ることなく受ける理由を説明。「あの花」はデビュー直後の作品で一杯背中を後押ししてくれた作品で、恩返しをしたいと語ると、吉田アナの口から、ノイタミナショップ関連イベント最多出演が茅野さんと発表され、会場から拍手が沸き起こった。
「つり球」同様、メニューの紹介コーナーでは、「じんたんケーキ」を紹介。吉田アナが「めんまドリンク」を「櫻井孝宏さん(ゆきあつ役)をイメージしたドリンクではないですよね?」となげかけ会場の笑いを誘った。
質問コーナーで収録時の話題になると、ティッシュ箱を持参し、収録に臨んだエピソードを披露。最近では「あの花」を見て、声優になった後輩もおり、恥ずかしいところは見せられないと、「あの花」放送から7年経ち、先輩となった自身への決意を語った。
「あの花」パートを終え、続いての作品は「PSYCHO-PASS サイコパス」。
第三弾ゲストとして、宜野座伸元役の野島健児さんが登場!
スーツにレイドジャケット、手にはドミネーターという完ぺきな衣装で登場した野島さん。「ほんとはやりたくなかった」と言いながらも、前夜からアイロンをしっかりかけてきたと語る気合十分の野島さんに、会場から笑いが起きた。
早速手にしたドミネーターで吉田アナの犯罪係数を測定するも、残念ながら執行ならず…。吉田アナがドミネーターを開発した「Cerevo」の社長を作品プロデューサーに紹介したという、秘話を明かすと、会場からは驚きの声が上がった。
吉田アナから、野島さんにとって「PSYCHO-PASS サイコパス」がどんな作品か問われると、代表作が欲しいと思っていた時に巡り合えた作品で、今では世代職業問わず、「宜野座伸元役の野島健児です」といえるようになったことに感謝していると、作品への想いを語った。
「PSYCHO-PASS サイコパス」ということで、話題は当然先日発表された新プロジェクトの話に。まだほとんど話せないとしながらも、野島さんから「音声収録は去年6月にすでに終えている」と驚きの発表が。これには会場のファンも目を輝かせていた。
話は変わり、野島さんがよく「ノイタミナショップ&カフェシアター」を利用しているという話題に。宜野座誕生日キャンペーンに足を運び、宜野座シールを店内の様々なところに貼ったエピソードなどが語られた。
復刻メニューは「コミッサ太郎パンケーキ」が紹介された。その際の写真が、野島さんのtwitterでツイートされているそうなので、気になる方は是非チェックを。ノイタミナカフェは食べても満足でき、カフェとして普通に利用できると語ると、お客さんもうなずいていた。
「PSYCHO-PASS サイコパス」出演声優で犯罪係数が高いのは?という質問に、過去に関智一さん(狡噛慎也役)に伺った際「俺は犯罪者だから」と告げられたエピソードや、この後登場する山下大輝さんが驚異の犯罪係数322を記録したと明かし、どちらも会場から大きな笑いが起きた。
「PSYCHO-PASS サイコパス」パートを終え、最後の作品は「乱歩奇譚 Game of Laplace」。第四弾ゲストとして、ハシバ役の山下大輝さんが登場!
開口一番、「犯罪係数300越えのサイコパス山下でーす!」と挨拶し会場の笑いを誘い、お弁当が「とんかつまい泉」でどれを食べようか迷ったと、山下さんがお馴染みのお肉好きをアピールすると、「お肉の話題は乱歩奇譚には向かない気がする」と吉田アナからすかさずツッコミが入った。
イベント翌週から舞台「乱歩奇譚 パノラマ島の怪人」が公演されるという事で、パノラマ島奇譚までのエピソードを振り返ることに。第三話「影男」の紹介で、山下さんが影男を演じる子安武人さんが「子安さん100%」だったと語ると、吉田アナから「言い方がアキラ100%」みたいだというツッコミが入り、会場が笑いに包まれた。
エピソードがパノラマ島編に入ると、話題は日笠陽子さん演じる「黒蜥蜴」に。
アケチに対して過剰な反応を見せる黒蜥蜴の演技も、まさに「日笠100%」だったと二人が語ると、再び会場が笑いに包まれた。
吉田アナの「ハシバが良く発する単語がありまして…」と言う言葉をきっかけに、スクリーンには、TV放送時に山下さんがtwitterでつぶやいていた「コバヤシィ!!」語録の数々が…。TV放送やイベントなどに合わせたつぶやきの数々に、「これだけ見たらほんとヤバイやつじゃないですか」と困惑しながらも、当時のハシバに感情移入した結果と釈明した。
復刻メニュー紹介では、「薬を砕いて入れるドリンク」や「人間椅子グミ」など、山下さんの口から衝撃的なメニュー案が飛び出すも、実際に食べたのは「暗黒星パスタ」。写真で口を開いていないのは、歯が黒くなったからと説明しつつ、コクのある美味しいパスタだったと紹介した。
質問コーナーで「最近振り回されたこと」を聞かれた山下さんは、どの焼き肉屋に行くか振り回されると語り、収録現場へは事前に美味しいお店をリサーチして収録に望むという、肉への熱いこだわりをみせた。
4作品のコーナーが終わると、クイズコーナー「ノイタミナシリタイナクイズ」がスタート!
全8問の4択クイズに、ゲストの4人がヒントを出し、来場者が拍手で回答するという斬新なクイズ企画。正解数に応じてプレゼントがもらえるという事で、来場者の皆さんは気合十分。
いざコーナーがスタートすると、いずれも簡単すぎる問題に、キャストの皆さんがほぼ答えのようなヒントを出すという不思議な展開に…。「めんまのほんとうのお願いはなに?」という問題では、「ノイタミナラジオを復活して欲しい」という選択肢に会場からパラパラと拍手が起こり、吉田アナが「無職に伝えておきますね」と一言、会場から笑いがおきた。
クイズコーナーも終わり、イベントは最後の挨拶へ。
ゲストの4人から、自身が演じたキャラクターや作品を放送終了後も応援し続け、今回のようなイベントに出演する機会を与えてくれたファンへの感謝や、今後出演する作品への抱負が語られ、イベントは幕を下ろした。